2004 年 12 月〜 2006 年 3 月まで、貧しい家庭出身の子ども達を受け入れ、パソコン教室を行ってきました。協力団体で保護されている子ども達を受け入れ、パソコン教育を提供しています。受け入れた子どもは、ごみ山でごみを拾いながら生計を立てていた子ども達が多いです。タイピングも出来なかった子ども達が、二年間のパソコン教室を終えた後には、 WEB サイトのデザインをＮＧＯから仕事として受け、納品できるレベルになりました。今年の 10 月から、新たにパソコン教室を開始する予定で、現在準備中です。これまでパソコン教室に通っていた子ども達は、まだ就業可能年齢（カンボジアの法律で 18 歳以上）に達していないため、職につけるスキルを教えられたかどうかがわかるのは、これからになると思います。
また、途上国で事業を行っていることもあり、予期せぬ出来事で事業が止まってしまうこともあります。皆様からのお金を扱っているため、一番効率的なやり方で事業を進める責任があると認識しています。問題が起きてしまった際には、全力を尽くして対処し、またきちんと説明責任を果たすことを組織のモットーとしています。

子ども達への児童買春の問題は、日本の方たちにはまだまだ認識されるレベルに達しておらず、到底支援のレベルまでは達していません。深刻な人権侵害にも関わらず、東南アジアで子どもを買う大人の中には日本人も多くおり、カンボジアの街中でもそれを目的にしている日本人に会うことがあります。この問題は、全く日本にいる私たちと関わりのない問題ではないのです。子どもを苦しめるこの問題が早く解決するように、日本の皆様の力を貸して欲しいと切に願っております。

●かものはしサポーターにご登録ください。

東南アジアの強制的な児童買春問題がなくなることが夢です。夢は、例えとても難しいものであっても、まずそうありたいと願わなければ実現はしないと思います。

メールアドレスをご記入ください。 ※個人情報の取り扱いについて (マガジンID：0000204716) Powered by