【桜井】田村さんは、私が想像していますのは、小学校ではガキ大将!シャイな中学生からチョイ悪高校生を経て・・・今は、心優しきカリスマ中年おじさん(笑)違いますか?
あっはっは!!面白いですね。(笑)
普通の地球人と自分では思っていますが人はカリスマといいます。皆さん私を買いかぶっているのですよ。(笑)
幼い頃は動く昆虫や魚にすごく興味を持ち、家に帰らず捕りに行ったことを今では懐かしく思います。 中学に入りバレーボールをしながらプロボーラーを目指しました。
クラブに所属して、明けても暮れてもボーリング・ボーリングの生活でした。それでも、そこそこにしか上達せずあきらめました。私には、ビリヤード・バレーボール・サッカー・ゴルフ等、丸いボールを扱うスポーツは向いていないのだと気付かされました。
でも一つ自慢できるものがありましたね。それは絵を描くことでした。
「よし、これで食ったろ!」と思い、学校の勉強をほったらかしにして、絵に没頭しました。描き続け、様々なイラストコンテストや絵画応募展へ出品入賞しコンクール荒らしに没頭しました。年二回はグループ展&個展と休む間も無く描き続けましたが、飯は食えませんでした。挫折!(笑)
◆京都のイラストの絵葉書をいただいたことがありますが、田村さんがお描きになったのですね。そのあとは?
暫く体を動かしていないので何かせなアカンと思って魚釣りを始めました。
そのターゲットを川魚の鮎に絞りました。私が始めた頃は今と違い太公望も少なかったですよ。
◆川釣りの醍醐味は?
自然が相手で自分の腕だけではどうしようもないところに感動を覚えましたね。その日によって状況がまったく変わるんですよ。鮎と自分との駆け引きかな。しっかり嵌まっていた自分がいました。
◆今のお仕事をされたきっかけは?
そんなことばかりしていたもので、単位は取れず・・・学生時代は悲惨なものでした。(笑)好きなことに没頭しすぎて、肝心の受験勉強をまったくしなかったもので、大学受験はそれこそ悲惨でした。
潔くあきらめて、高校卒業後、日本電池に勤め、そこで今の嫁と知り合いました。彼女を「将来はお金持ちに成ったるさかい」と騙して結婚しました。(笑)
そして、「会社員やってたらいつまでたっても給料しれてる」と嫁をまたまた騙して、潰れかけていた父の会社を継ぎました。それが田村板金工作所です。それから現在に至っております。
|